採血や注射・患者さんから訴えがあった場合の対処法

採血や注射・患者さんから訴えがあった場合の対処法

採血や注射・患者さんから訴えがあった場合の対処法

採血や注射をしているときに、
患者さんから「これって大丈夫なの?」などと聞かれたり、
不安を訴えられたりします。

 

そのような時、患者さんに不安感を与えないように
適切な言葉かけや対応をする必要があります。

「採血したら皮下出血した!」と訴えられたとき

採血をすると、皮下出血をしてしまうこともあります。
そのような時に「ない出血する人はするんですよ!」とか、
「大丈夫ですよ、自然に治ります。」
と言うような声かけでは、患者さんの不安感や看護師への不信感が
高まってしまいます。

答え方の例

・「血液がサラサラになるお薬を飲んでいませんか?
 内出血しやすくなりますから、今後は気をつけますね。」

 

・「はじめの圧迫が弱くてもれてしまったのかもしれません。
 徐々に戻りますから、経過をみましょう。」

注射や採血でなぜ皮下出血が起きるのか?

針を刺すときに血管の感覚が分からず、
針先で血管を傷つけてしまったり、
抜くと同時に止血(圧迫)しなかった、
或いはその止血(圧迫)が不十分であったために
皮下出血が起きたと考えられます。

 

また、患者さんの病気によっては、
血小板数が少なくなっていたり、抗凝固薬の投与を受けていたりして、
出血傾向にあると通常よりも止血に時間がかかるため、
内出血が起こりやすくなります。

皮下出血への対処法皮下出血は時間の経過と共に消失します。

皮下出血は時間の経過と共に消失します。

 

ですから、特別な処置は必要ありません。

 

ですが、患者さんは内出血をしていれば、不安を感じます。

 

その不安を理解して欲しい、聴いて欲しいという気持ちから、
看護師に「これって大丈夫なの?」と聞いているのでしょう。

 

看護師は、そのような患者さんの思いを汲み取った上で対応することが必要です。

 

患者さんからの訴えがあった場合は、皮下出血したときの状況を聞き、
考えられる原因と消失までの経過を説明します。

 

たとえば、内出血の色が悪くなってきたという訴えがあった場合は、
治癒の経過の経路を伝えることで、
患者さんの不安は解消に向かうでしょう。

 

看護師からしてみると、心配する必要はないと思えることであっても、
患者さんにしてみたらとても不安なのです。

 

ですから、頭ごなしに否定してはいけません。

 

不安を理解してもらえず、否定されてしまったのでは、
患者さんは看護師に対し不満を抱き、不信感を募らせてしまいます。
夜勤専従で働きたい看護師さんにも役立つサイトです。